レコードID
RB00033872
タイトルヨミ
トクガワ ミツクニ ゾウ
別タイトル
ローマ字タイトル:Tokugawa Mitsukuni zō
著者
草川重遠模
参照形
草川, 重遠||クサカワ, シゲトオ||Kusakawa, Shigetō
形態・版情報
106.2×59.4cm
写刊の別
写
内容記述
徳川光圀(1628-1700)は、江戸前期の水戸藩主。梅里・西山などと号す。『大日本史』の編纂に尽力し、宗教制度の是正・勧農政策の実施などでも治績をあげた名君。『水戸黄門漫遊記』で人々に親しまれている。本像の上下に写されている墨書や識語より、本像制作の由来を知ることができる。それによると、光圀死去の翌年にあたる元禄14年(1701)、光圀が造らせかけていた木像を、亡父を偲んで綱条が完成させ、常陸・久昌寺に安置した。明治になって、その木像が水戸城中の彰考館に移されていたのを、草川重遠が描いたのが本像であるという。(出典: 『日本肖像画図録』)
注記
右上「権中納言従三位水戸侯源義公像/右/先考義公尊像其面容/公親命工所刻拝之儼然如存〈綱条〉不勝/哀泣敬繕完之安置常陸久慈郡稲/木邑久昌教寺希使子孫仰慕/盛徳之余烈/元禄十四年辛巳十一月二十八日/孝子参議〈綱条〉百拝」
左下「先君義公木像久昌寺所/安置明治維新遷之于水/戸城中彰考館時〈重遠〉在/館与編修津田〈信存〉栗田/〈寛〉管〈政友〉等諸人胥議模/写之〈重遠〉実極畢生之力/数日而成皆云逼真矣於/是一本納神庫一本蔵家/尋遷木像于偕楽園 烈/公祠堂中六年 朝廷合/祀 公及 烈公于常磐/神社 二公皆以木像尸/祝一則是像也又奏追贈/神号 公曰高譲味道根/命 烈公曰押建雄国之/御楯命嗚呼威霊顕赫廟/食百世良有以也今謹記/其由以告拝者云/草川〈重遠〉謹識」、印「重」「遠」
外題「徳川光国像 草川重遠写」
1幅
紙本著色
明治時代
『日本肖像画図録』048
2020年度全学経費「総合博物館所蔵肖像画コレクションのデジタル発信」事業により電子化
作成年度
2020
所蔵
京都大学総合博物館 The Kyoto University Museum, Kyoto University
コレクション
サブコレクション
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